モアザン AGS (ダイワ)
モアザンAGSはダイワのシーバスロッド。さらに上位ランクのフラッグシップモデルとして、モアザンブランジーノがあります。 モアザンAGSの最大の特徴は、名前にあるようにAGS(エアガイドシステム)です。AGSに使用されるガイドは、ダイワオリジナルのカーボン素材をガイドフレームに利用したガイドで、ガイドリングにはSICが使われています。カーボンフレームの特徴である軽さと硬さに優れており、このAGSによりモアザンAGSはたぐいまれな軽さと高感度そしてキャスティングの飛距離を得ています。ロッド全体の軽量化も可能となるため、キャスト時のアキュラシー(正確性)もたいへん優れています。また硬く高感度であることは、小さな当たりが取れることだけでなく、リトリーブ時のルアーのアクションを感じ取る能力も高いため、魚を掛ける能力も高いといえます。 このAGS以外に関しても、モアザンAGSには多くの優れた点があります。次に上げられるのは、ブランク。ダイワはブランクから製造することができる、日本では数少ないロッドメーカーです。そのため独自に研究を重ねた技術を、自社のロッドに直接的に活かすことができます。モアザンAGSに採用される高弾性SVFコンパイルXアンサンドマイクロピッチブランクも、単なる高弾性カーボンのロッドを超越したブランクとなっています。この他にも、カーボンソリッド穂先のメガトップ(機種による)、V-ジョイント、オーバルリールシートなど多くの技術が採用されています。 |